雨に唄えば

高田監督辞任に思うことといえば、5月で借金19じゃあ厳しくても仕方がないのかなあというところか。外国人選手が打てなくて、エース級のピッチャーが勝てない、というのはやはり辛いものがあるわな。明日はわが身という言葉があるからねえ。だってうちとの違いは「まえけんが勝ってる」だけだもの。カープの外国人だって打たないし、エース格であるかんちゃんだって(まだ)いないんだ。もちろん借金だってきっちり10あるし。ただ「1年目」の「野村謙二郎」が、シーズン半ばでチームを去ることはなかろうとは思う。この状況は野村くんのせいだけじゃない。なにしろコーチ経験も乏しい、かつてのチームリーダーをトップに据えた球団には責任がある。だからどんどん補強をするべきだし、トレードだってしたっていい。もういい加減Bクラスだなんてごめんだよ。だからこその「野村監督」なんでしょう。2年目の球場で好成績を残すことが、広島全体を巻き込んで、ファンや地域の活性化させるんじゃなかったのか。
野村くんはわたしの中でいちばんのリードオフマンカープの機動力野球を体現したチームリーダーだ。そんな彼が、ベンチの中で仏頂面を下げて座っているのを見るのは、それがたとえ野村くんのやり方だったとしても、とても悲しい。トップが暗い顔して、ベンチのムードが明るいとは到底思えない。野球は楽しいだろっていった人は、あんな顔しちゃいけないよ。それに野村謙二郎が大好きなんだ。だから悪くは言いたくない。カープの未来は明るいって思いたい。
でも好きだから、なんて理由でこの成績を認めるわけにもいかない。呼んできた外国人はさっぱりだし、コンバートだって失敗したし、継投のタイミングだって後手後手だ。到底褒められた内容ではない。シーズン序盤が終わって、こんなにもうまくいかないものなのかと思うけど、わたしには応援することしか出来ないから、大好きな野村くんと大好きなカープが勝ちに恵まれるよう祈るばかりだ。