少しだけ思う あなたを私なりに

本当にストが決行されてしまったんだなぁと思った日曜日。
最近テレビは見ないし新聞も読まない、そんな生活をしていたので、なにがどうしてどうなってしまったのか良く把握していなかったんだけれど、なんとなく事情がわかってきました。
企業のロンリ、というのもわからなくはないけれど、一プロ野球ファンとすれば、やっぱり今回の選手会の決断には盛大な拍手とこころからのエールを送りたいと思います。問題はこの事態をずるずると引き摺ることなく、可及的すみやかに穏便に解決することだと思います。いつまでもこんなことをされては、やっぱりファンとしてはおもしろくないし、球団側には勿論のこと選手会に対してもあまりいい心証を抱きません。
野球をすることが好きで、野球を見ることが好きなだけなのにね。人間ってむづかしい。欲が絡み出せばきりがないし、欲が絡まないことなんてありえない。あたしはどちらかといえば「性悪説」側の人間ですが、なんだかこころが痛みます。
大変淋しい週末でした。


□西武潮崎引退「一線もう難しい」
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-040919-0009.html

お疲れさまでした。
あたしがプロ野球を好きにさせてくれた張本人がこの投手です。サイドスローから繰り出されるシンカーにきりきり舞いさせられる打者が、一体どれほどいたことでしょうね。野球なんてものをまったく知らなかったあたしは、そのめづらしい投球フォーム(今でもあまり多くはいませんね)と、フォークボールとはまた違った奇妙な球種にすっかり目が釘付けになったのでした。
本当に、本当にお疲れさまでした。
実はあたしの部屋には潮崎くんのポスター(週ベのやつ)がまだ貼ってあります。きっとずっと感謝の気持ちを忘れないためにも、そこにあるままだと思います。潮崎くんがいなければ、あたしはプロ野球を見ない人生を送っていたかもしれない。楽しいことばっかりあったわけじゃないけれど、辛いことしかなかったわけでもない。いろんな経験をさせてくれた。
西武の黄金時代を支えていた選手を見送るのはこれで最後かな。ああ、まだ清原がいるじゃないの。でも、西武で最後を迎える選手なら最後かもしれない。
しかしこのヒトが原因で広島ファンになったというのは、身内では余りに知られた話。


やっぱり油断をすると町田くんのことを考えています。
どれほど自然に生活してきていたのかと自分でも驚くくらいで、本当に広島の選手じゃなくなってしまうことがどうも理解出来ていないような気がします。この13年間で起きた町田くんに関する出来事の中で同率2位くらいにはなるくらいの衝撃だもの。別にこの世が明日終わるわけでも、ましてや阪神でまだ選手生活が続けられるというのに、言葉で表現出来ない感情が押しては返す波のように、あたしを襲うのですよ。
不思議だよねぇ、だって町田くんはあたしの両親でも兄弟でも恋人でも友達でも(当たり前)何でもないんだよ? それなのにここまで感情を揺さぶってくるんだから。ねえいらだたしい程好きなの。
胸が痛い。息をするのも億劫なくらい(それでも呼吸をしなければ人間は生きていけないとは、なんて残酷な話!)他人を好きになるのは命がけのことだ。なのにヒトは簡単に恋に堕ちる。だからきっと悪いことなんかじゃないんだろう。誰にでも出来ることが、罪悪であっちゃたまったものじゃない。



いいやっと先日の「第5回しりとり竜王戦」を見ることが出来ましたが、中西くんが出ててびっくり(つか、笑い飯が今日の笑点に出てて腰抜かすかと思った)浩史やあつむさんが出てるのはまぁともかく、一瞬なにが起こっているのかよくわかりませんでした。さりげにこぽりんも初出場だったし。今回も見応えたっぷり。瀧さんが出ていたのでアイコちゃんと、創路が竜王奪還したので保科さんにはもれなくビデオをお貸しします(強引に)
あつむさんってばスーツ姿で、あげく黒ブチ眼鏡なんかかけちゃっててさ……!(白目)恐るべし、10期……!と思ったとか思わなかったとか。しかも浩史と同じ画面にいるなんて、ねえ? どうなのよ、まったくさ。しかし近頃の虎の門いとうせいこうに頼りすぎではないかい?(それともいとうせいこうナイトばかり見ているだけ?)


新選組は今週も泣けましたね。
大倉くんと甲本弟のやり取りが地味におもしろかっただけに、残念です。話はもう慶応2年まで進んでいて、これから起こることは比較的悲しいことばかりなわけですが、だからこそそこをどう描くのかを楽しみにしておきたいと思います。


最後になりましたが、野村くんお誕生日おめでとうございました。