nouvelle vague

掃除をして見えてくるものは、何年経っても変わらない己の執着。見えない部分を見ることは恐ろしいものがありますが、今回の掃除は今までと明らかに違います。大切に大切にしまいこんでいたものさえも、とにかく捨てているのです。町田くんが満塁ホームランを打ったときの新聞記事だって捨てています。黄ばんでしまった記事が、この先のあたしを幸せにしてくれるのか。この部屋は過去の棲家です。未来が見えない。

どうか、新しい波が起こりますように。