わたしの青い武器は錆びてしまった

ついにお許しが出たので、明日で無事退職致します。
思えば2年近くもあの会社で働いてきて、それなりに思い出も思い入れもあって、恵まれた中で仕事をさせて貰えたな〜とか、やっぱりいざとなったら淋しいもんだな〜とか思います。しかし「じゃあ4月1日からも働いてくれ」と言われたら、「無理です」と即答出来るくらいには嫌な思いもたくさんしたな、と。
例えば卒業式を迎えたあとは「なんだかんだ言いつつ、楽しかったな。時間が戻ればいいのにな」なんて感傷的なことを思ったりしましたが、しかし今のあたしは似たような状況にありながら「そりゃー楽しかったけど、楽しかったこと以上に嫌なことがあるってありえなくない?!」と思っているわけです。これって案外可哀想なことだと思うよー……。
トップからは本当に温かい言葉を頂いて、こんなあたしに「辞めないで欲しい」と言ってくれるのはありがたいことです。1ヶ月くらい休んでみるのはどうだとまで言ってくれましたが、全ての業務に身体が拒否反応を示しているので厳しいでしょう。予約以外の業務や極端な話で現地はどうかという話まで出ましたが、まっぴらごめんです。だってメリットなさすぎ。
なんか「見ててこれ以上は無理かなと思ってた」なんて言われちゃってさー……。よっぽど酷いのかな、今の有様は。確かに精神的にずたぼろですけどね。次の仕事が決まってないのに、今の仕事を辞めるんだから。わざわざ自ら不安定な道を選ぶほど、今のままではいられない。今も考えようとすると涙が出てくるほどですが、じゃあこれからも頑張れるのかと言えば、やっぱり無理なのでこれが正解なんだと思います。
嫌だね、これだから根暗は。