あの頃と何も変わらないみたいなのにね

同期の小林さんが辞めることになりました。
6月10日がお別れの日です。あまりに突然の出来事で、言葉を失いました。でも次の仕事も決まっていて、彼女にとって新しい門出であることは間違いありません。また現場に戻りたいという気持ちを応援したい。ただ、本当に淋しくなるだけです。
よく聞く話で、長年連れ添った夫婦の片方が先立ってしまうと、元気だったのにまるであとを追うように亡くなってしまった、なんていうのありますよね。そんな話の疑似体験というか、この1年励ましあって支えあって(実際には励ましてもらって、支えてもらってたんだけど)やってきたので、急にいなくなられたら、どう立っていればいいのかわからなくなる。最後の日までの間のあたしは、ゆっくりと死んでいくことと同じなのだろうな。
たまらないことだ。
あたしは残る。今の仕事はお金を稼ぐためのツールに過ぎない。でも、オペレーターは天職だと信じる。好きなことを仕事にするのは労力がいるし、失ったときの痛みは大きい。その点、今の仕事はいつ失ったって大丈夫だ。


気が付いたら明日はルミネの先行発売日。
でも今回は何も取りません。だって店頭のみだっていうんだもの……。
やっぱり月に1度は劇場に足を運んでいたいものです。ただなかなかそこに至るまでのバイタリティに欠けるのですよ。加齢のせいだとはいいませんが、確実にこの灯火を細らせていくものがあたし自身にある。いまだオトナになりきれていない。いかんともしがたいこの焦燥感。口ばっかりな自分。


※今井浜出張から戻ってきたミキティは髪の毛を切っている。間違いない。