まだあなただけ見てるわ

過去に執着すると、前に進むのが困難だ。
時折あたしは痛感する。
時間が流れるものであることを理解することが、こんなに辛いものなのかと。
ただするすると規則正しく流れていく時間の上を、
ふらりふわりしながら歩いていくのは簡単なようで難しい。
アタマで考えても何も解決しないとわかっていても、
行動に移すことが出来ないことがある。


あたしは今、不信感に包まれている。


忘れがたい過去を、無理して捨てることはない。でも囚われてはいけない。
2005年7月25日を生きている自分を忘れてはならない。
それは去年のあたしとも、5年前のあたしとも、昨日のあたしとも違う自分だ。
現実を受け止める勇気を、持たなくてはならない。
だからあたしは全力疾走で逃げ出したい。7割くらい認められる自分に会いたい。


まだあなただけ見てるのでしょうか。